人の目につくものは全て広告となりうる。街中を走ればビルの周囲には看板がひしめき、電車に乗ると吊りだけに留まらず最近は映像コンテンツが流されている。ジュースの缶も電話ボックスも、都営バスももちろん広告媒体となる。その内三次元映像で広告の出るメガネとかも発売されるのかもしれない。
インターネットは広告チャネルとして力を持ち始めている。テレビと同等、もしくはそれ以上に力を入れて行きたいとアナウンスする企業や業界が出始めている段階に入った。その中で更に、htmlからXMLにユーザー利用シェアがシフトしていくにつれて、RSSが広告チャネルとして具体的検討段階に入りつつある。
具体的にはRSSフィードとリーダーが広告の媒体となるわけであるが、特性が他と異なることから、ビジネスモデルも新しい物が要求される。RSSAdsという配信ネットワークサイトにあるFAQにを参照しつつ事業モデルを見てみたい。
ビジネスモデル
まず、広告主と消費者をどのように結びつけるかである。
Publishers who sign up for RSSAds are provided with an easy way to integrate ads within their RSS feeds, including the URL of an RSS file that provides a feed of their ads. Ad buyers can browse our directory of sites, and buy an ad on the spot. Publishers use our workflow approval process to approve all ads purchased to run directly on their feed. We will also provide network buys to fill inventory for publishers.
まず、RSSのフィードに広告情報を混ぜる必要があるので、媒体となるサイトはフィードを登録する必要がある。まさかここを手動では行わないだろう。フィードにタグを埋め込むなりするのが自然である。登録後、広告主はサイトを見つつ、ここなら出しても良いと思ったら広告スペースを購入することが出来る。この場合、サイト単位かfeed単位かなどはプラットホームの作り次第でどのようにでも出来る。購入の手間を省くために、フィード単体ではなくグループ化されたものをまとめて購入させるなどもその内行われるだろう。
位置づけの近い既存商品を探すと配信先を決められるAdSenseのようなものだろうか。間に立つサービスサイトは、配信とマッチングのサポートを行い、コンテンツの管理などは行わない。
課金と効果測定
課金単位だが、幾つかのパターンが検討されているようである。
RSSAds will allow publishers to offer a pay-per-click, per-insert, and per time period model for ads. We will also consider adding CPM as we add reliable methods of tracking usage (this is difficult but not impossible currently).
ウェブでは、表示回数もしくはクリック単位の課金体系がポピュラーであるが、流れを受け継いでいるようである。「per time period」というのが具体的に何を単位としているのか、Buyersのページに行ってみても
RSSAds is currently signing up publishers. This functionality will be available once the site is officially launched.
ということで詳しい内容は分からずじまいである。
また、あちこちのウェブログの議論を見ていても、表示やクリックが果たして本当に正しいのかという根本に戻ってのやりとりも見られる。例えば、John Battelle's Searchblogは
The users are readers, the branders are advertisers and publishers (including some bloggers) who want you to come to their site instead of read full text in their RSS feeds. I think the affiliate model is interesting, and worthy of paying attention to. (Ross has posited a related "Cost Per Influence" but I don't really understand it yet, though we promised to talk about it as soon as we can...) But we still need good ol' fashioned ads in our RSS feeds if we are going to tap the market which is already in place to support content.
クリックカウントの中でも更にアフィリエイトモデルとの親和性を指摘している(これは、国内でも様々議論されているポイントなのでこれ以上は割愛)。また、「分かりにくい」という突っ込みと共に文中で引用されているRossはCPI(Cost Per Influence)という指標を提案しているが、要点のイメージはこんな感じになる。
Unlike most affiliation programs, which run on autopilot after some personalization, an RSS Ad Network can be based upon the judgment of users as endorsers.
My hope is that as these ad networks arise, they will keep (influential) people in the middle of the equation to curb pollution and keep the stream relevant. And that they are valued with the right metrics, which involves more than just subs, but links.
確かにちょっと分かりにくい。Blogのフィードは単なる参照数ではなく、フィード単位での登録数も分かることから、人の間の影響関係=情報の授受関係を掴むことが出来る。よって、その影響の強さ=広告媒体としての強さをモデルに取り込んで適切にプライシングしていくべきという話となる。彼自身が情報流通ネットワークをどう捉えているかに依存していため、理解の浅い部分があるが、もうちょっと整理が付けばまた改めてご紹介したい。
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という感じで、気持ち夏休みモードなのだが、何かの合間に情報収集をしていると、「これは書いておかねば」という話に出くわしてしまう。となると書いてしまう。もはや中毒かもしれない。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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