日記としての一号エントリ。
2月末より渡米準備をしているのだが、いきなり壁にぶつかっている。よく言われることだが、現在、米国ビザの取得は本当に難しい。
今回検討したビザはB,E,H,Lあたりなのだが、この分野に明るい弁護士に相談してみたところ今回の任務の主旨および現在の状況に合致するのはL-1ビザ(駐在員ビザ)だろうとのことであった。
アメリカ「非移民ビザ」について
ビザ解説(ALBS Japan, Inc.)
今回の米国展開にあたって、もともと選択肢として考えていたのは
の2つだったのだが、L-1ビザの取得のためには米国法人の設立が避けられない。また、腰を据えてビジネス展開を図るという意味でもリスクを限定する(支店の場合、債務などは本店までエスカレーションしてしまう)意味でも法人設立の方がいいだろう、という結論になった。よって話を進めるうちにBranch Officeのオプションは消えた。
この時点で現地法人設立は急ぐべきということだけは判ったのだが、米国は日本と違って法人を設立すること自体のハードルは低い分、反対に「実質的な信頼性」を示す証拠は多く必要とされる。特にL-1ビザを認可する法人となると、米国に対してメリットをもたらすことが重要なファクターとなる。
ここで面白いのは、「米国にとってのメリット」というのは「利益を出して税金を納める」にではなく「雇用を創出する」にあることだ。なるほど外資企業を誘致する立場からすれば、微々たる法人税をかすめ取って残りの利益を国外に還流させるより、とにかく外国資本を米国に投下して雇用という形で「使って」欲しいわけだ。
というわけで、この条件を満たす一般的な基準としては下記のようなもの。
これを満たす法人を作らなくてはいけない。他にも役員会議事録の作成やらレジュメの作成やら事業計画書の作成やら必要なステップは山ほどあるが、ここまでのところ問題なさそうだ。
と考えていたところ、思わぬ落とし穴があった。
続きは次回。
The Essential Corporation Handbook
米国法人設立の入門書。勉強中です。
♪ Cloudberry Jam / Going Further
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
メンバー限定サービスをご利用いただく場合、このページの上部からログイン、またはCNET_ID登録(無料)をしてください。
本当に沢山情報がありますね。「米国なら法人設立は簡単!」という言葉が溢れている感じです。「さて実際の所はどうなんだろう?」と思っていたところなので、本当に興味深く読んでおります。
他国籍チームであることもあり、どこかの時点で米国にオフィスを持つことが必要になりそうです。そういうわけで、未だ色々な可能性を考えている段階なのですが、特にまず最初に米国から設立してしまったらどうなるのだろうかという可能性は、気になっております。
そういうわけで、場所は未定です。知人・友人が居るカリフォルニア州やフロリダ州は魅力ですが、州によって設立し易さが違うようです。
その辺りの事情、知りたいところです。