最終更新時刻:2009年1月9日(金) 23時48分

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オフラインミーティングの報告

公開日時:
2004/02/17 23:29
著者:
kenn

先日のエントリで告知していたオフラインミーティングが、昨夜、CNETネットワークスのオフィスで行われました。

参加者はPsychsさん、Neonsさん、niwatoriさん、normさん、Webmagicianさん、てんちょさん、makiさん、吉松さんとアマゾン広報の宮崎さん、そして山岸編集長と私、の計11名。ほとんど初対面同士にもかかわらず終始笑顔の絶えないフランクな雰囲気につられて、時間は少しオーバーの約2時間に渡って行われました。

皆さんIT業界での技術的・ビジネス的なバックグラウンドをお持ちの方ばかりなのですが、若くて個性的で、頭の回転がよく、Positive Thinkingなことに非常に感銘を受けました。自分も頑張らねば、と元気をもらいました。どうもありがとうございました。

ゲストの吉松さんはアマゾンWebサービスのエバンジェリストに就任直後ということもあり、広報の宮崎さんがお目付け役(?)として来られていました。アマゾンはPR戦略についてはかなりきっちりマネジメントされているのだということを知り、参加者全員でなるべく吉松さんには爆弾発言をしてもらおうと誘導していたのですが、どうやら事なきを得た模様。残念。:-P

■Face To Faceディスカッションの価値

今回のオフラインミーティングの主題は「XML、Webサービス、セマンティックWeb」ということだったのですが、最もトピックとして盛り上がったのはWebサービス(およびSOA)で、このBlogで行われた侃々諤々の議論と同等以上の白熱した議論がオフラインでも行われました。フリートークに突入してからもアーキテクチャ、実装技術、ビジネス、コンピュータサイエンス、ERP、外的要因のシンプル化、アプリケーションレベルでの仕様の共通化傾向、などなど非常に幅広い話題がカバーされていました。

あくまでアイデアを共有するブレインストーミングという性格のミーティングであり、最終的に結論を導くというゴールは設定していなかったので、ここで私が議論の内容を総括するということはしません。が、全体のトーンを敢えて一言で言えば「Keep it simple」ということではなかったかと思います。(参加者の皆さん、トラックバックないしコメントをお願いします)

この種のベクトルが定まりにくいテクノロジーをドライブする道筋を立てるには、それぞれの信念の論拠となる立ち位置の違いを互いに学び、理解し、反芻できる良質なコミュニケーションを広げていくしかないと考えます。その点で、超小規模ながらもこういった交流の場が持てたことは小さな一歩に貢献できたかな?と思っています。

すでに、参加者同士でのメールベースでの意見交換も続いています。これからも、皆さんがそれぞれにテクノロジー分野のオピニオンリーダーとしてご活躍されることを期待しています。

■最後に

オンラインだけでは伝わりにくいニュアンスや重み付けを感じることができるFace To Faceのミーティングをこのタイミングで行えたことは、少なくとも私にとっては非常に意義のあることでした。

諸事情により次回が行えるかどうかは微妙なところではあるのですが、個人的にはまたやりたいと思っています。今回は参加を見合わされた方、都合のつかなかった方も、ぜひその時には奮ってご参加ください。

では、これからも引き続き CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance を応援お願いします。

名宮和希 / Dawn

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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このエントリーへのコメント

1

こんにちは、小野@アプレッソ(niwatori)です。
メールベースで議論したことについて、是非そのままコメントに、ということなのでこちらにもポストします。

■ SOA, Web Services の「過剰適応」について
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昨日(オフラインミーティング)の議論における私の立場は次のようなものでした。

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SOA:
ビジネスのコア・コンピタンスに関係がなく、サービスとしてシンプルにアウトソースできるものについてのみ外部のサービスを利用すべき

Web Services:
要求がシンプルで単発的なサービス、参照系のサービスに利用すべき

IBM が取り組もうとしているような、Web Services をワークフローにまで使い、SOA のアプローチをビジネスのコアのところまで適応していこう、という考えはナンセンスである。
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昨日の議論で面白かったのは、制度変更やアプリケーションレベルでの共通化と言った外的要因により、従来複雑にしか扱えず、したがって各企業で様々な差異が生まれ、それが企業の競争力になっていたようなものが、シンプルになっていくことでサービス化の対象になっていく、という議論です。

私は「過剰適応」について、上述のようなネガティブな立場を取る一方、
生物が海から陸に出て行くときに、海で住むためにできた体で陸に出てバタバタと死んでいきながらも、そうした試みが生物の体を陸で住むためのものに変えていくような種類の価値を認めています。

外的要因によってサービス化対象範囲が拡大していくことと、本来の性質や現状から言ったらサービス化に適していないようなところまでサービス化して行こうという多少無理のある試みとが、互いのフィードバックの中でサービス化の範囲を広げていくような形で進んでいけば、今考えられている SOA やら Web Services 自体がかなりダイナミックに変わっていくだろうな、と考えています。

  小野 和俊(niwatori) on 2004/02/18

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